結婚式の報告

平日夜に行われた。
日本だと週末、祝日に行うイメージがあったのでちょっと驚きだが、こっちだとそれほどでもないみたい。
内容は中国風の披露宴をちょっとアレンジしたもの。有名なホテルで行われたので、見た目は日本の披露宴会場とあまり変わりはなかった。
受付で、お年玉袋みたいな中国式の赤い封筒に、適当なお金を入れて渡す。
結局確認したら、7があまり縁起が良くないそうだ。
中国式の披露宴はみんな揃ってから開始するのだそうだが、揃うのがなんだかんだ言って遅れるため、開始予定時間より1時間遅れでスタート。中国料理屋でよく見かける丸いテーブルに10人ほどがついて、料理を頂いていく。
新郎新婦紹介ビデオがあり、彼らのあいさつがあり。新郎新婦友人からの出し物みたいなものはなく、みんなで料理をつつきつつ、おしゃべりをし、その間に、新郎新婦が各テーブルを回って、乾杯をしていっていた。
でも、中国系は基本的に酒があまり強くないので、新郎を飲ませに飲ませると言うことはなかった。
ちなみに、その乾杯が日本人から見て独特で、「ヤムセン」と言う言葉(そう聞こえた)を言った後に口をつけるのだが、
「ヤーーーーーーーーーーーーーーームセン」
と長く言えば長く言うほど、長寿になれるとのことで、各テーブルで顔を真っ赤にしながら叫んでいた。その言葉自体は広東語で、「勝利」みたいな意味だそうな。
で、一番驚きだったのが、日本みたいな終わりのあいさつみたいなものがなく、料理が終わった時点でバラバラと席を立ってたこと。出口で新郎新婦とあいさつはあったけどね。

それぞれが違う環境で育ってきて一緒になると言うのは並大抵の苦労でないはず。
がんばってそれを乗り越えて、ステキな家庭を築いていって欲しいと願うばかりです。