ひそむ凶暴性

毎週火曜日はバスケの日。
試合中、自分の中に潜む凶暴性というか、アメフトの癖が抜けていないのを感じ、少し怖くなっている。(ただ、アメフト自体は、きちんとしたルールの元でで行うことで安全にできるスポーツだと言うことを始めに言っておきたい。)
と言うのも、瞬間の出来事だったので詳しい状況を覚えていなかったがなおさらなのだが、床に落ちたボールを奪い合っているうちに相手をタックルして、しかもチームメンバーいわく、床を2回も転がっていたから…。
たぶんボールを奪い合っているうちに、手が顔に当たったとかで、その瞬間、アメフトモードのスイッチが入ってしまったのだろうと思っている。アメフトの中では、「ボールは絶対に守らなければいけないもの」だし、「タックルした相手は絶対に離してはいけないもの」だと言うのが染み込んでいるからこその「反射反応」だったんだろう…。
で、笛の音で体育館の床に転がっている事に気づいて正気に戻った自分は、タックルしている手をようやく離した次第。
まぁ、そんなスポーツを経験したことの無いタックルされた相手チームの選手はぶちきれて、タックルを離した瞬間起き上がって自分に殴りかかろうとした(ま、怒るのもわからなくも無い)が、結局それでファールをとられ退場処分に。タックルした自分自身はそのおかげでフリースローのチャンスを得ることに。
その瞬間は興奮していたせいもあり、体も少し震え、痛みはまったく感じなかったのが、試合後、顔、指、ひざ、タックルのせいで体のあちこちが痛かった…。